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市原市防災訓練 来賓参加(千葉東支部報告)

市原市防災訓練 来賓参加(千葉東支部報告)

2023年11月05日

市原市防災訓練 2023年11月5日に市原市立八幡小学校にて開催されました。千葉県柔道整復師会千葉東支部の代表3名が来賓として参加しました。

市原市防災訓練は毎年、メイン会場を中心に各地域の学校にて同日に行われています。

千葉県柔道整復師会の代表はメイン会場の市原市立八幡小学校の防災訓練に出席、防災体験ブースなどの貴重な体験ができました。

煙体験エリア

煙体験ブースでは、テント内は煙が充満しており、迷路状になっているため手探りで進む必要があります。煙が充満した室内では姿勢を低く保ち、口や鼻をタオルやハンカチで押さえながら進みます。

地震体験車

起震車ぐらぐら号は、過去に起こった様々な地震を再現して揺れを発生させる体験車両です。

千葉東支部の代表が体験したときは、東日本大震災マグニチュード9.0の地震再現でした。実際、東日本大震災では3分近く揺れが続いたと言われています。しゃがみ込んで身構えていても身体が横揺れにより持っていかれる感覚になります。

起震車に乗ったことが無い方は一度体験されると巨大地震のときの心構えができると思います。

ビニール袋でのカッパ作り

体育館ではビニール(ゴミ袋を使ったカッパ作り体験もありました。ゴミ袋はいつでもどこでも用意できるため、手軽なカッパ作りを行うことで災害後の雨などの場合に役立ちます。

災害救助犬との触れ合い

災害救助犬は災害救助の際、人命救助に大きな役割を果たします。人間の100万倍といわれる犬の嗅覚を活用して行方不明者の捜索を行います。普段は人懐っこく甘えん坊な一面を見せてくれるそうですが、災害現場に出動するとキリっと仕事をこなすといいます。

自衛隊の活動を学ぶ

自衛隊車両の展示があり、自衛隊の災害派遣に対する姿勢などを学ぶ事ができます。

写真に写っている車両はパンクなどをしない特殊なタイヤをはいているため、災害時の悪路でも問題なく走行できるとの事で頼もしく感じます。

自衛隊の隊員さんが車両についてや実際の活動について解説をしてくれたので、普段なかなか聴くことの出来ない話を伺える貴重な機会になります。

ブース展示では実際に災害救助のために出動した記録写真などが掲載されており、自衛隊の活動の一端を観ることもできます。様々な災害発生時に出動されていることを学ぶことが出来ました。

防災訓練①

救助訓練における重症度(トリアージ)を分類することで対応をしていく訓練です。

防災訓練②

自衛隊による、倒壊建物を破砕して中にいる負傷者を救助する訓練

救助犬による捜索訓練

先程、人懐っこい愛くるしい姿をみせていた災害救助犬が果敢に建物へ入っていき、不明者を捜索していく勇姿をみせてくれます。

インフラ復旧訓練

各インフラ事業と連携して災害後の復旧を行う流れを訓練のなかで実演していきます。

柔道整復師会の防災訓練との関わり

千葉県柔道整復師会で以前より防災訓練時にブース参加や来賓参加を重ねて参りました。実際の発災時には行政と連携して、負傷者への応急処置対応の一翼を担います。

近年の防災訓練では、インフラ整備対応の訓練がメインとなっているため来賓参加となっています。市民の皆様には柔道整復師が防災や災害救助に果たす役割を体験できる場を作っていきたいと考えています。